初めましての方は初めまして!いつもお世話になっている方はいつもありがとうございます、オーデルゲム・ミュージック・サロンです♩
いよいよ、今年の秋でお教室開講して3周年を迎えます!
皆さまのご愛顧、心より感謝致します。
今回は、これまでのお教室を写真と共に振り返ってみたいと思います!
山吹色のお教室。
「あっ、懐かしい!」と思われる方も多いのではないでしょうか?
(2020年の2月に新しいお教室に移転しました)
お教室の真下はオーデルゲムの地元民に人気のパン屋さん🥐
パンの匂いに溺れそうになりながら、隣の家のあほ犬が吠える声に起こされた毎日。
ここでたくさんの音楽が演奏されました♩
初めは5人の生徒さんから始まったお教室。
翌年の5月下旬に灼熱の中で発表会が開催されることとなりますが(笑)、
実はその前にお教室の最初のイベントがありました🎹🎻
それが、
親子コンサートです!
“親子で楽しめる”
がコンセプトの親子コンサート!
第1回目は、タイトルが「親子“ミニ”コンサート」でした。
ゲストにヴァイオリニスト・長瀬大観くんを招いて、聴き馴染みのある音楽から、“赤ちゃんに聞かせると頭が良くなる”ということでモーツァルトを選曲。
ディズニー映画「アナと雪の女王」のテーマ曲を、映画の映像に合わせて演奏したのが懐かしいです❄️
2019年までに親子コンサートシリーズは全5回お届けしましたが、
なんと全部の回に聴きに来て下さった生徒さんがいて下さり・・
感謝と共に、「続けてて良かったなぁ」と思うばかりです!
♫
その頃、ヴァイオリン講師の珠子先生は、
所属するベルギー王立歌劇場管弦楽団〈ラ・モネ〉のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの各セクションの首席奏者たちと《モネ・カルテット》を組み、通常のオペラ演奏とは別に室内楽コンサートを定期的に開催していました。
珠子先生は、お教室ではヴァイオリンレッスン🎻の他、ソルフェージュクラス🎼、親子リトミックレッスン🧸を担当しています。
毎月発行しているAMSつうしんではモネ劇場のコンサート情報を載せているので、ぜひチェックして下さいね!
♫
5月。
この頃は、毎週末パリへ出張へ行っていました。
2年前の5月5日「こどもの日」はレッスンしていたようです🎏
ベルギーに引っ越してから約1年間、パリの生徒さん達の次の良い先生を見つけ引き渡すまでは…と毎週レッスンを続けていました💪
新しい先生の下で練習に励み、今ではショパンエチュードを弾いています♩
星の数ほどいる先生の中から自分と合う先生と出会うのは難しいこと。
僕が自分の先生達からこれまでしてもらったことを、今度は僕が生徒達へ伝えていく番になりました!
🎈裏話🐇
長くパリに通うとこんなこともありました。
オペラ座からすぐ近くのところにいたら、数メートル先でテロ(殺傷事件)がありました。
幸いにも僕は巻き込まれなかったんですが、そのあとNHKの取材を受け…
親や友人たちからメールが届き、翌朝日本のニュースに流れたことを知りました。笑
子供の頃、「いつか徹子の部屋に出たい」とか言ってたのに、まさかこんな形でテレビ出ることになるなんて・・
♫
さて、ベルギーに戻って、
お教室で初めての発表会が開催されました!
ぶっちゃけ、外部に宣伝するコンサートじゃないのでチラシを作る必要はないんちゃう?っていう声があるかもしれませんが、
生徒たちがチラシを見てワクワクしたり、コンサートだと思って挑んでほしいなぁ
っていうのと、
あとで振り返る時に、出演されたのがどの発表会だったかを思い出しやすくするために作っています。
ちなみに、発表会1回目にして奇抜なこのチラシのデザインは、モネ劇場の入り口入ってすぐの天井を撮影したものです!
ちなみに、この時にうさぎのわたちゃん&すずちゃんの存在がバレました🐇💦
(お教室に来てから8ヵ月後のことでした)
♫
大成功に終わった発表会から1ヶ月後、第2回親子コンサートを開催しました!
ゲストに、僕がパリ時代に同じ門下で研鑽し合ったピアニスト・吉田朝子さんを招き、それぞれのピアノソロ、そして1台のピアノを2人で奏でる4手連弾で、
ムゾルグスキー作曲『展覧会の絵』を“物語”を添えて演奏しました。
そうです!
第2回より、音楽とお語を融合させる、
親子コンサートシリーズの特色はここから始まりました!
『展覧会の絵』は、絵をモチーフにしたものなど16曲の小品からできています。
回廊に飾られた絵画の中に入って、色々な個性あふれる登場人物たちと出会い、主人公が成長していく…というお話を読み聞かせました!
小串書き下ろしの物語です🐇
(作家デビュー!笑)
その時のお話を少しだけご紹介!
♩ 「卵の殻をつけたひよこのバレエ」
「ピヨピヨピヨっ」
ハッと目を覚まし周りを見渡すと・・、
ぼくはたくさんの白い卵に囲われていた。
あちらこちらでヒビが入り中から出てきたのは、
ひよこではなく小さな小さな妖精だった。
「わぁ!」
びっくりして声を出した途端、
まだ卵の殻を頭にのせた妖精たちが一斉に駆け始めた!
“音楽をイメージしたお話”を朗読することで、
小さなお子さんだけでなく、大人の方も皆さんに
クラシック音楽をより楽しんで聴いて頂けました!
親子リトミッククラスに通われている0才の赤ちゃんたちは、40分以上あったコンサート中、ひとつも泣くことなくお利口さんに聞いていました!
良い雰囲気の中で聴いてもらえ、演奏者としても嬉しかったです♭
🎈裏話 🐇
同じプログラムでフランス公演があり、この翌日パリへ向かう予定だったんですが、
なんと、高速列車Thalys(タリス)がストライキで運休!!
急遽、車の相乗りサービスBlaBlaCar(ブラブラカー)で5時間かけ無事たどり着き、その数時間後に演奏したのは今では良い思い出です。
♫
親子リトミックは夏休み前、最後のレッスンとなりました!
これまで、0才〜5才までのたくさんの子供たちとリトミックレッスンで出会いました。
当初リトミックは2才〜と考えていたのですが、
「0才の赤ちゃんもレッスンして頂けませんか?」とお声がけ頂いたのがきっかけで、0才からレッスンをすることになりました。
楽器のレッスンはどうしても先生と生徒の1対1で行うことが多く、お母さんはレッスン中お待ち頂く形になっていたことを思い出し、
リトミックは、
お母さんと赤ちゃんが一緒に音遊びできるようなことをしたいなぁ
ということから…
親子リトミックという名前になりました🐇
最初は1組から始まった親子リトミックレッスン
その後、少しずつ人が集まり、賑やかで温かい雰囲気のクラスになりました!
♫
夏休み🍉
ベルギー出身の作曲家ウジェーヌ・イザイを記念した「第1回イザイ国際コンクール」の伴奏でリエージュへ!
お教室H.P.から連絡を下さったドバイ在住のご家族。
笑顔が可愛いヴァイオリニストたちと共に演奏しました♩
音楽を通じた、素敵な出会いでした♩
8月は、1週間だけお教室のお休みを頂き、
珠子先生はブリュッセル室内オーケストラ(BCO)の仕事で、僕は自身の成長のためにコンクールを受けに、イタリアへ行っていました🇮🇹
そうして気づけば、夏が終わり…
発表会の季節が近づいてきました🍁
♫
ふぅ〜。ということで、
「これまでのお教室を振り返って」Part①は以上となります!
お教室を始めた2017年から2018年までの1年を遡りました。
こうして振り返ってみると、たくさんのことがありました。
Part②は、2018年から2019年までを振り返ってみたいと思います。
お楽しみに!
ベルギー・ブリュッセルの音楽教室 オーデルゲム・ミュージック・サロン 〈Auderghem Music Salon〉
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