皆さんは行きつけのお店はありますか?
今回は音楽の話ではなく、ブリュッセルで“パリ”をちょっと感じれるおすすめのお店をご紹介いたします。
そこはグラン=プラスの四角の一つ(南側)からシャプリエ通りへ入り50mほど歩くと左手にあります。あまり目立たないのでつい通り過ぎてしまいそうですが、白い石レンガが綺麗なビストロ、『Cul Sec』です。
内装はこんな感じになっています。
ワインが美味しいお店で、おじさん(オーナー)が色々チョイスして提案してくれます。
いつもは“3種の胡椒がのった鴨のフォアグラ(Fois gras de canard aux 3 poivres)”をつまみにフランス産の赤ワインを。
ですが、2月14日ということもあってバレンタインのメニュー(コース)があり、そちらを頼んでみました。
(上から順に)
鱈(Cabillarud)の和風タルタル
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ヨーロッパ海老(Langoustine)のパリパリ揚げ
&
きゅうりとセロリと青リンゴのサワークリーム(っぽい)和え
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ホタテと、焼きパネ(人参のような野菜)と、焼きシコン(ベルギー特産の野菜)と甘ポテト、甘辛ソース添え
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特選チーズ3種とフルーツソース添え
or
パンナコッタ〜クレモンティーヌ(オレンジ)ソース添え
“スパークリングワイン(Verre de Crémant)”
シャンパンと同じ製法でつくられているので、スパークリングワイン(クレマンCrémant)と言えど味は格別です。
“自家製テリーヌ、酸っぱらっきょ添え(Terrine de compagne maison)”
“ホタテと、焼きパネと、焼きシコンと甘ポテト、甘辛ソース添え”
メインのお皿。焼きシコンがうますぎてホタテが霞む。ソースは甘辛で、すごく日本ぽさを感じました。そういえば前にオーナーが「ここもおすすめだよ」とブリュッセルの星付き日本料理屋さんの話をしていたのを思い出し納得💡
“特選チーズ3種とフルーツソース添え”
どれも美味しかったですが、左の牛チーズが程よい臭みと濃厚さで個人的におすすめでした。
気が付けばお客さんがちらほら。
一見特別なものなんてない、なんてことないお店です。
ですが、こんなに中心地にあるのに落ち着いた空間で、フランスなおつまみやワインをカジュアルな値段で気さくに食べながらゆったり流れる時間が、僕にとってパリを感じられる“場所”です。
ぜひ雰囲気を味わいに訪れてみてください♭
(今のところ)平日だと夜予約なしでも全然入れます。ただ週末は混むかもしれません。
あと、たまに月曜休みの時があるようなのでご注意を。
◇お会計(1人)
セレクト赤ワイン・・・7ユーロ
スパークリングワイン・・・9ユーロ
水・・・3.5ユーロ
メニュー・・・38ユーロ
CulSec Food & Wine Bistro
Rue des Chapeliers 16, 1000 Bruxelles
02 511 06 20
月〜土:18h〜23h30
日曜定休 culsec-bistro.business.site
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